町おこしのノウハウ。自然とコミュニケーションが生まれる絵本を通じた場作り。

自然と生まれるコミュニケーション

ガラガラガラ…
「こんにちはー」
「おじゃまします〜」

木造校舎の懐かしい引き戸。ギシギシと音を立てる板張りの床。今度は楽しげな親子連れグループがご来店。5歳くらいの女の子は、入るなり目を輝かせて絵本に興味津々だ。

今回ご紹介するのは、
京丹波町の元小学校を活用した絵本屋さんの絵本ちゃん
(名前がかわいらしい)
京都市内から車だと約一時間、電車だとJR山陰線の下山駅からバスで15分と決して便利な地域ではないけれど、取材中もひっきりなしにお客様がご来店されます。

「元小学校でしょ。あいさつをしましょうって壁に書いてあるし。ここじゃ普通なんですよ。」と絵本ちゃんオーナーの谷さん。

そういえば確かにみんな挨拶してるかも!一見ほんわかした印象ながら、鋭い指摘で、軸がしっかりある方。話せば話すほど行動力が滲み出るようです。
「スマホを出す人はいないんです。自然と子供と一緒に過ごす時間になっているから。」とのご指摘も確かに。。!

町おこしの見本帖

京丹波町の旧質美小学校には、絵本屋さんの絵本ちゃん始め、行列のできる本格イタリアンのお店、名物女将のいるおかき屋さん、おしゃれなカフェなどのお店が入り、数々のテレビ雑誌新聞に取り上げられ、今や町1番の名物スポットです。
お母さんたちが集い、若者のデートスポットになり、地域のおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場でもあるという企画書の中でしか見たことないような町おこしの見本帖。
さぞや名のある仕掛け人やらコンサルやらが絡んでらっしゃるかと思いきや、全然違いました。