【イベントレポート】ゴミから香りを抽出して、石鹸を作るワークショップを実施しました。

2026年1月31日、ゴミから香りを抽出して石鹸を作るワークショップ「Scent upcycle in Kyoto」をCollabo office E9にて開催しました。

講師に杉浦真也さんをお迎えし、ファシリテーターを神野が務めました。 本記事では、ワークショップの様子を写真付きで紹介します。

Scent upcycle in Kyotoとは

概要:大量に廃棄されるゴミを探索し香りを抽出。 身近なプロダクトにアップサイクルを試みるデザインワークショップ。

作るもの:グリセリンクラフトソープ

講師:杉浦 真也

杉浦真也は、生命科学とアートの交差領域で、細菌や植物などの微細生命体を創作の主体として捉え直す表現実践に取り組んでいる。自然を受動的な素材として扱う従来の視点を超え、「非人間との共創」を軸に、生命のふるまいそのものを素材とした新たな倫理と感性を探究している。現在は、細菌由来インクと活版印刷を融合する「CHROMA LIFE PROJECT」 を中心に、生命の色彩変化や成長を印刷の構成要素として取り込み、「生きたメディア」としての印刷を再定義している。本プロジェクトは偏愛コンペティション最優秀賞を受賞し、京都の老舗印刷会社との共同制作として展開されている。

ファシリテーター:神野太志

具体と抽象、論理と感性を行き来する内向型アートディレクター ミュージシャンとして活動後、デザイナーに。言葉とテクノロジーを軸に、UI/UXデザイン、ブランド開発、サービス開発を得意としている。ビジネス・広告・プロダクトの3分野で受賞歴がある。現代アートと本が好き。
主な活動:かみさまのAspect展 / 言葉のAspect展 / 介護の未来 / シニアディスコ / ナンタンフィルムトレイン/地球とヒト映画祭 / 偏愛コンペティション / 京都デザイン&テクノロジー専門学校 講師 他

本ワークショップのねらい: 参加者が、各々の感覚でものづくりや対話を楽しみながら、循環型、持続可能型ビジネスの息吹をその地域に感じることでローカル経済との関わりを模索します。

主催:株式会社ユキサキ

協賛:有限会社 修美社

※当ワークショップは、ふるさとシェアweekの一環で行われました。 https://sharing-economy.jp/ja/furusato-share-week-2025

ワークショップの流れ

  • 自己紹介、企画趣旨説明
  • ワーク
  • フィールドワーク
  • 制作
  • 発表

ワークとフィールドワーク

杉浦さんと参加者の自己紹介の後、ワークを行いました。
真ん中に共通のテーマを書き、マンダラチャートの方式で各々が「京都で大量廃棄の可能性があるゴミ」の仮説を立てて発表しました。
「自転車」「インク」「おから」など、様々な回答と意見交換が飛び交いました。

次に、実際に京都の街に出てゴミを拾うフィールドワークを行いました。
会場は京都駅の近くで、目の前に鴨川が流れています。

三者三様のゴミ。ここから香りを抽出します。

制作

杉浦さん持参の実験器具を使用して、拾ってきたゴミから香りを抽出します。

この透明な液体は、ゴミから抽出した香りです。 実際にやってみるまで、どんな香りになるのか全くわからないと杉浦さんがお話しされていました。 温度や濃さなど、様々な要因で香りが変わるため、全く予想ができないそうです。

「ゴミから抽出した香り」と聞くと一見好まれない匂いがすると思うかもしれませんが、実際はゴミから抽出したとは思えないほど趣のある、味のある香りが抽出されました。 ゴミによって、かなり香りの特徴が変わり、和気藹々とワークショップは進んで行きました。

余ったメレンゲクッキー

落ち葉などのゴミ

家で余ったワサビ

この香りとグリセリンを混ぜて、石鹸をつくります。

印刷

出来上がった石鹸をクラフト紙に包みます。 もちろん、普通の石鹸としてお家で使えます。

今回、修美社さんが活版印刷の機械を貸し出してくださいました。

それぞれ好きな文字で版をつくり、活版印刷機で印刷します。

パッケージの包み方や、印字する文字に個性が出ていました。

今回香りを抽出したゴミたち

各々の感覚でものづくりや対話を楽しみながら、循環型・持続可能型ビジネスとの関わりを感じられるワークショップになって入れば幸いです。
参加してくださった方には、香水と石鹸をお持ち帰りいただきました。
ワークショップ中は終始会話が生まれており、各々がものづくりを楽しむ、和やかな雰囲気でした。

ユキサキでは、今後もワークショップや展示会をを通した活動に積極的に取り組んでまいります。

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