図面図書館
アートディレクション/レイアウト/コピーライティング
時代とともに変わった図書館の印象
私が子供のころ、図書館は「夏休みの避暑地」「勉強もできるお固い場所」「真面目な子がいくところ」
そんなイメージでした。
しかし今はカフェが併設されたり、高い空間、壁一面に本棚が配置されたミニマルな内装、
図書館といえばすっかりおしゃれなイメージが定着しつつあります。
お固いイメージだけでなくなった「図書館」。
知的で公共性の高い印象も残しているので、
かなりポジティブな強い単語と言えるのではないでしょうか。
館というからには何らかのリアルな空間を示していますので、
おいそれと比喩的に使うわけにはいきません。
みんなが自由に使えて、ITの力で膨大なアーカイブを守るという
強い覚悟を持って、このネーミングを使用しているのだと思います。
おしゃれで知的で公共性の高い図書館。
すばらしい進化を遂げていますね。
でも、ときどき、昔ながらの図書館に行って、
受付でハンコをもらって本を借りるのも、ホッとしていいものですよね。
図面図書館
図面図書館は工務店向けの図面管理システムです。
スキャンした図面をwebにアップロードしてデータベースで管理します。
これにより法律上必須の図面管理スキームだけでなく、
顧客管理、図面管理、営業支援のメリットが受け取れる
シンプルながら効率の良いシステムです。
-visual concept-
「図面をシンプルにシェア!」
-Thema-
「図面 × 図書館」
-meaning-
図面図書館というキャッチーなワードを、ストレートに表現。 色数を減らし、正方形の形にし、グリッドに沿ったデザインにすることで、 ネーミングからは伝わりにくいシンプルさを補っている。 ネイビー×ホワイトに補色関係のオレンジを合わせ、 全体の色を引き立てながら「知的さ」をイメージしている。
平面的になりそうなテーマだったので、図面くん(キャラクター)が図書館で本を読んでいるような表現を加えることで奥行き感を出した。 キャラクターは展開力を助けるコンテンツとして活用する。
<使用している書体>
游ゴシック体
<ロゴタイプ>
オリジナル
パンフレットデザイン
- ネーミングやコンセプトを元にターゲット、展開を意識し、インパクトのあるビジュアルを決めていきます。
ポスターデザイン
- ステークホルダーやターゲット層へのヒアリング結果を元に思わず足を止めてくれるキャッチコピーを考えます。