ふりかえりPodcastを収録しました。ぜひお聞きください。
ユキサキのCreativeDirector神野太志を中心に制作したメディアアート作品を展示いたします。
今回は、テーマ「かみさま」から着想し、概念や認知を再構成します。
日本で「神」という言葉を聞くと、
思想性が重い下手に触れたくない怖さや、風土と結びついた習わし等を連想します。
一方で「神がかった」「神ってる」「神7」のように日常的なリスペクト表現として親しまれてもいます。
日本人は「かみさま」という存在を自然や生活の至る所に空想する感受性を宿しているのかもしれませんが、結果として曖昧な風景であり続けています。
この曖昧さを受け入れる態度を「かみさま」のような概念的存在をきっかけに浮かび上がらせながら、
デザインにつながる「問い」の形を模索していきます。
場所について
本展覧会は古くなった空き家をそのままの形で活用いたします。
>古民家メディアアートについて
展示テーマが持つ問いの観点
ビジネスの場で「宗教のようだ」と人が言う時、嫌悪に近い、あるいは関わりたくない、または、それに囚われる人への蔑みや憐みのような感情を得てしまっていることがある気がします。強い歴史的背景を実体験として持っている人は元より、若い人の間でも通念しています。昨今2世問題なども取り立たされ話題になりました。無宗教が多数の日本人が、参拝とは別の角度で「かみさま」という概念に触れながら、私たちの持つ不可侵に迫れたらと思います。
展示作品
1.cleaner
2.viewer
3.KEMONO
4.MONONOKE
5.やり直しウォッチRe-Do
6.カミノイッテ
7.涅槃{login}
8.生成系偶像
9.マニピュレーター
organizer | 株式会社ユキサキ |
art director/visual programmer | Taishi Jinno |
technical director/programmer/engineer | Joichi Ueda |
graphic designer | Marina Okuda |
front engineer | Karen Kimura |
product designer | Mao Takahashi |